Marehitoの溺れる魚は鳥かもしれない

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NHK新生プラン

NHKの変質はどのあたりから始まったのか、その線引きは多分島さんあたりでしょうか。とにかくあの前後あたりからのNHKの妙な民放へのすりより方は、様々な反響を呼びました。

NHKらしさ、と言って私たちが感じるのは視聴率にとらわれない良質な番組の提供、と言ったところでしょうか。過剰に視聴者を煽るようなセンセーショナリズムとも無縁な落ち着いた、別の言葉を使えば「地味」な番組構成は、民放とは一線を画するある種の格調高さをかもし出していました。しかしある時期から民放を意識しているとしか言いようのない、「あざとい」空気が全体に漂い始めます。

「視聴者が望むものを」というエクスキューズによってN特からプロジェクトXへの道は開かれたわけですが、「やらせ」問題も絡み番組も終了が決定したようです。

NHKと民放の差異は「バーリトゥード」と「プロレス」の差異であったと思います。NHKの「やらせ」というのはまさにNHKが「プロレス」を志向するようになって起きた、ある意味では不可避的なことであったように思います。

NHKは「新生」を目指すようですが、それが「回帰」を意味するのか、それとも全く異なった形での再構築を志向しているのか、しばらくは注視する必要がありそうです。

「視聴者第一主義」と言う言葉のはらむ危うさにNHKがどう向き合っていくのでしょうか・・・
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by SpeedPoetEX | 2005-09-26 03:37 | ニュースやぶにらみ