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Marehitoの溺れる魚は鳥かもしれない

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日本VSドイツ     柔道じゃないんだよ!

■ドイツ雑感
テレビ朝日の微妙な時差をはさんだ気の利かない録画を中継を見ましが、ドイツのサッカーはほとんど柔道みたいでしたね。審判がああじゃなきゃ、ドイツの一点目もファールだったでしょう、宮本選手はシャツつかまれてねじり倒されていましたからね。でも柳沢選手がシャツ裂かれてイエロー貰った時点であきらめてました。親善試合からホームタウンディシジョンをとったら、何も残りませんからね。正直ドイツはどうなのかと言えば、昔ながらの地味で花のない、それでいて結果だけはむしりとる「もっさりした」サッカーでした。もともと花のある魅力的なサッカーというより、「自肩の強さ」だけで勝って来た、みたいなところありますからね。じゃあドイツの「自肩」って何だといわれれば、「体のでかさ」、「無尽蔵のスタミナ」、「組織力」ですかね。



■去る人、来る人
逆に日本は決定的なチャンスをドイツの3倍ぐらい作ってたんじゃないでしょうか?さすがに最初の15分ぐらいは緊張でがちがちな感じがしました。欧州遠征のイングランド戦ににているな、とぼんやり思っていましたが、あの時は稲本で今度は加地、うーん、正直まいりました。田中誠も帰国させられました。けっこうショックです、帰す必要ないんじゃないかな、帯同させてもよかったと思うんですけど、マコの気持ちを思うとつらいです。代わりにモニーですからね、「何かを感じる」そうです(笑)

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■DFライン
やはりDFラインと中盤のバランスにコンセンサンスがないみたいですね。中田と宮本の口論が象徴していましたが、宮本としてはできるだけラインを深くして、失点を避けたいようで、このへんはどっちが正しいとも言いようがない感じです。実際に前半は失点をゼロに抑えているわけですから。宮本の高さがないことがあらためて指摘されていますが、セットプレイはどれだけ高いのをそろえても取られる時は取られます。クレバーにスイープできる宮本を私は評価したいです。




■攻撃陣は上向き
攻撃陣、先に2点取れたのは大きいですね。つまり今まで強豪相手には追いかけるケースが多かった訳で、追いかけさせたというのはなかなか得がたい体験だったような気がします。しかし、チャンスの数から逆算すると、もっと取れていてもおかしくはない、というのはあります。1点目の柳沢の高原へのワンタッチのパスは素晴らしかった、ヒデのスルーも気が利いていましたね。こういうシーンて、何度見てもうっとりします。ヒデ、俊輔、柳沢、この3人がピークに近い形で仕上がっているのが確認できました。当然高原もです。

システム的には4バックというのは、やはり追いかける場合に限定されていくんでしょうか、個人的には4バックの方が好きなんですがね。ああ、あとサントスとヒデがやはりあってないような気がします、全然あがらないし。ヒデはロペスとも仲悪かったしブラジル人を不快にさせる何かがあるのかもしれない(笑)
by SpeedPoetEX | 2006-06-01 03:30 | スポーツ