Marehitoの溺れる魚は鳥かもしれない

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「山本さん」の例の事件について(2)

■余波は続く
この事件は2chでも大騒ぎになりましたね。スレも芸能板だけであっさりと100を超えました。YouTubeでも加藤氏の涙の謝罪会見が120万回以上の再生数を記録、東京タワーは放送延期、めちゃいけは山本氏の部分のみカットと言う話だったんですが、CSの方は放送予定の欄が白紙になったらしく、微妙な情勢です。みのさんの「深夜にタレントさんの部屋に行く女も女だよ」発言も話題を呼んでいますね。2chでは擁護派、批判派入り乱れて情報工作しまくりで、バイアスがかかりまくってそれがまたおもしろいです。
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■ありえない事件とありそうな事件
この事件はマーシー事件匹敵するインパクトを持ったわけですが、その理由は「ありえない事件」だったからです。お笑い芸人が「未成年と淫行」なら十分「ありえる」事件なのですが、ことが「暴行」という時点で「ありえない」、しかも人気タレントで高視聴率のレギュラー番組をもっている人物がそんなリスクと引きかえに、自分の人生、自分の社会人としてのキャリアを終わらせてしまうということが「ありえない」わけです。つまりこの事件は何重もの「ありえない」要素で構成されていることになります。

映し出されてくるもの
私たちはこの事件を、芸能人の社会人としての「あるべき振る舞い」の問題として受け止めると同時に、一人の人間の破滅とそこから波及していく様々な影響をそれ自体一つのドラマとして体験しています。そして事件の波及の先には球団解散宣言をした欽ちゃんの決断、みのさんの「女も女」発言など、そこに関わってくる様々な人々の態度を通して、この時代の空気を定義するおおまかな倫理観が映し出されてくるのを見守っている状態にあります。メディアを通して映し出されてくる時代の鏡の中で、自分がどんな立ち位置にいるのか認識することになるはずです。自分がマジョリティーなのかマイノリティーなのか、冷めているのか感情的になっているのか、そして人間として誰に深くアイデンティファイしているのかもです。そしてそこに映し出された自分自身の姿に修正の必要を認めるのか否かの判断を下す時が来るのを、待っているわけです。
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by SpeedPoetEX | 2006-07-21 04:02 | ニュースやぶにらみ