Marehitoの溺れる魚は鳥かもしれない

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サッカー最近気になったトピックス

<ペレ2006WC大予測>
外れることで定評のあるペレのWCチャンピオン予想。決勝はドイツVSブラジルだそうです。
ということはこの2チームは・・・

<日本代表FWの軸は>
コンフェデ期間中にジーコがイタリア紙のインタビューに答えて日本のFWの軸は柳沢と答えたそうです。師匠の時代は終わりを告げたのでしょうか・・・

<プラティニはかく語りき>
日本は未来のサッカーをしている、フランスのTVのインタビューで答えたそうです。ソースは2chですw


ああ、コンフェデが終わって(代表の試合が)虚脱感に包まれています・・・
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by SpeedPoetEX | 2005-06-28 04:34 | サッカー

偉大なる宴 日本対ブラジル!

この試合を総括するのは難しい。あまりにも感情が高揚しすぎて、明らかになった問題点とか糞食らえって言うぐらい充実したものでした。ロナウジーニョ、カカとかと日本代表が並んで国歌を聞くところとか、ひーって感じでしたw。グラウンドの両チームが出てくる前に、中田とカカが会話してるとことか、くさいセレブっぷりを振り撒きたがる相変わらずの中田だなと思いつつ、やはり感動してしまうw

ああ、もう少し代表の試合が見てみたい!!!

とにかく、最初のオフサイドをとられた加持のゴールですが、その過程のパス回しが素晴らしい!恐ろしいほどシンプルで、無駄がなく、幾何学的な美しさをもっていました。ブラジルのディフエンス陣が棒立ちでした。

この感じが、日本代表の基本的なスタイルなんでしょうね。ジーコの目指すべきサッカーが明確になってきたような気がします。ポゼッション、ダイレクト、シンプル、この三原則が最も美しく結晶化した瞬間でした。
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by SpeedPoetEX | 2005-06-24 05:35 | サッカー

U20モロッコに敗退;;

勝つと思ってたんですが、うーん、もう少し梶山に試合をさせてあげたかったな。

とにかく疲れました。眠いです。

選手、監督、スタッフ、そしてTVの前で翌日のことを考えず応援していた私や他の方々、お疲れ様、そしておやすみなさい。

一番良い試合だったんですけどね・・・、残念!!!

明日はブラジル戦です、A代表は意地を見せてくれ!
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by SpeedPoetEX | 2005-06-22 06:20 | サッカー

ギリシャ戦雑感

この腹の底からこみ上げてくる喜び!ギリシャを見事に粉砕した我らがA代表、素晴らしい、エクセレント、マーベラス!w

正直、今回のグループリーグではギリシャが一番組し易いかな、タイプ的に、とは思っていたんですが、ここまで圧倒的な試合を展開してくれるとは思ってもいませんでした。スタミナももちましたね。ただ試合後のインタビューで選手の頬のこけ具合が異状だったので、ぎりぎりまで戦ったのだなという印象をもちました。中二日でブラジル戦。がんばれ、としか言いようがありません!

中田はこの試合、クライフのようでしたね。リスキーな上がりを抑えて、ゲームをしめてくれました。ジーコ監督も、ヤット投入時に、中田をトップ下に上げませんでした。メキシコ戦でどうやら一悶着あったようですね、小笠原がゲーム中に中田の上がりすぎに苦言を呈し、ハーフタイムにロッカールームで怒鳴りあい?みたいになったとか。どこまで本当なのか分かりませんが、後半はなんだか「葬式」みたいな雰囲気だなとは思ってたんですが・・・。今回上がりが少なかったのも、その影響がるのかもしれません。

大黒ですが、またやってくれました。ただ個人的には大黒は後半投入が良いかと。スタメンで最初から使えという意見がけっこうありますが、試行回数ふやせばいいというパチンコ的発想もどうなのかと。やはりはずしまくった玉田と柳沢が、前半ギリシャのDFラインを引きずりまわしたのが、大黒のゴールに間接的に大きな影響をもっていると見るので、これだけ決定力のあるFWは無理にスタートから使わず、より点の取りやすい状況で投入するのがベストと見ます。

玉田と柳沢は次ぎ頼むよ、チャンスをいくら作っても(それはそれで素晴らしいけれど)、点を決められなければ、それまでのプロセスが一気に無意味化するからね。

4-4-2はズバリでした。基本的にクロス対策だったみたいなのですが、うまく押さえ込めました。ジーコは無造作にフォーメーションかえてきますが、選手もなれたみたいですねw

ジーコは采配に関してはA代表史上最高の監督だと思うんですが、相手チームの分析力も手堅くて、ストロングポイントをきちんと抑えてきます。監督として成長したというよりも、選手が監督の要請に応えられるようになったのが大きいですね。

しかしメキシコはブラジルに勝ちましたか・・・
強いとは思いましたが、今絶好調なんでしょうね。

メキシコが一抜けしてしまったので、ブラジル倒すしかありませんね、むこうもガチで来るから、ジーコの「ロナウジーニョ、分かってるんだろうな?」作戦も無効ですw

もう、やるしかないのなら、見事に中央突破して欲しい!

がんばれ日本、がんばれジーコジャパン!
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by SpeedPoetEX | 2005-06-21 05:16 | サッカー

祝U20決勝T進出! 梶山が凄すぎる!

勝点2で決勝T進出、うーん、薄氷を踏む突破でしたw
3試合見て別に言いたいことはないんですが、梶山が凄かった。ハラヒロさんが「ジダンになる」と大絶賛していた選手なので注目していたんですが、オーストラリア戦、実に効いていましたね。地味ですが、今にもバラバラになりそうなチームを彼一人で、ぎりぎりチームとして有機的に機能できるように支えていた感じでした。家長とか、水野とか切れ切れの逸材も光りましたが、個人的には梶山ほど決定的かつ不可欠な選手ではなかったと思います。カレンも良かったですね、あのスピードと運動量は、スマートなきーちゃん(北沢選手)といった感じでした。キーパーの西川も今日はポカがありましたが、プラマイで明らかに大幅プラスです。

私は当分、梶山中心でU20を見ていきたいと思います。復帰まじかでこれだけのパフォーマンス、きちんとトレーニングを積んで、試合を重ねていけば未来のA代表は間違いないと思います。

A代表は4-4-2にシステムチェンジするみたいですね。やっぱりジーコは次の一手の予測がつきません。そこが私は好きなんですけどw

弟分が2分1敗で決勝トーナメント進出です、A代表もギリシャに勝ち、ブラジルと引き分ければ望みはあります。1試合でも多く見てみたい、それが私の今の望みです。健闘を祈ります!
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by SpeedPoetEX | 2005-06-19 04:58 | サッカー

メキシコ戦の敗北に考える 呪われた黄金?

不愉快でたまりません。自分で「あまり期待しすぎない」とか書いてもかなりショックを受けています。確かにメキシコは強いんですが、やりようによってはどうにか出来る範囲の相対的な強さだと思うんです。だから余計に腹立たしいし、不愉快なんですね。駆け引きとか、ゲームプランの巧妙さとかでもう少し「賢く」立ち回れたのではないかと。それがまったく欠落していることに、激しく不安をおぼえます。ジーコジャパンがアジア相手に見せた、ゲームへの手堅く、抜け目のない構成力がまったく見えてきませんでした。強い相手だからこそ、それを発揮して欲しかった・・・

[中田の功罪]
期待はずれでした。悪くはなかったんですが、チームにおいて彼の果たすべき役割はもっと重いものなはず。一人の普通のいいプレーヤーでしたが、チームを引っ張り、尻を叩き、停滞した状況を打開しようとする統括者としての側面では、彼は紛れもなくゼロでした。特に後半こそ、そうした役割を求められたにもかかわらず、何もしていないように見えました。彼がゼロであるとすれば、このチームのリーダーは誰なんでしょう?チームリーダの不在なチームなんて存在するのでしょうか?それとも宮本?宮本は圧倒的なボールポゼッションのメキシコを相手に守備に忙殺されていました。圧倒的に押し込まれている状況で、やっとボールを奪い返し、ゲームを切ったり、落ち着かせなければならないはずにもかかわらず、平気で雑なパスを繰り出し、簡単に相手ボールにしてしまう、流れの読めない選手のおかげで、チーム全体はどんどん疲労していきました。結局自力の差なんでしょうか?ゲームをコントロールするなんて、イニシアチブ取れなきゃ意味ないし・・・。中田に期待しすぎたのかな・・・。

[ジーコ解任の是非]
ジーコについては懐疑的支持派のポジションでいたのですが、もし3連敗を喫するような事があれば、私は沈黙するのみです。今回驚いたのは、意外とみんなやさしいw。U20と重ね合わせて、あれよりははるかに試合になってる、強豪メキシコ相手によくやった的なニュアンスが強くて、あまりジーコ批判派も盛り上がっていません。みんな大人ですね。課題が浮き彫りになったから一年かけて修正していこう的な、前向きかつ冷静な対応にびっくりです。

しかし、4強宣言した以上、結果も伴わなければダメだと思うんです。ブラジルに負ける可能性が大だとすると、メキシコ、ギリシャには1勝1引き分けが最低ラインです。で、初戦でもう敗北。きつい言い方ですが、そこをどうにかする、こういうぎりぎりの状況でどうにか帳尻を合わせる、そういうシビアでリアリスティックな戦い方を残りの2戦で見せて欲しい。私がジーコジャパンを支持するのはそうした、ぎりぎりの反発力みたいなものに魅力を感じるからなんです。今までの歴代代表にはなかったものですから。

誰かがトルシエジャパンのトルコ戦のようだったと言ってました。後半だけ見ると、確かに同じ匂いがするような気がw。だとしたら、ここでそれを乗り越えてもらいたい。

前にも書きましたけど、試合全体に対するペース配分ができてない。前半飛ばして、後半スタミナ切れ、こういう戦いほど無様で頭の悪い戦い方はありません。U20の日本対オランダで、オランダが似たような感じでしたね。前半飛ばしすぎ、後半バテバテで足が止まったところを攻め立てられる。オランダは勝ったからいいようなものの、日本はきっちり逆転負けでした。やっぱチームリーダーがいない・・・、試合の流れを把握し、ペースを作れるセンスを持った人間が欠けているんですね。

やはりそれは小野なんでしょうか?しかし、「黄金」て本当に一緒にプレイできませんね。呪われてるのかなw
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by SpeedPoetEX | 2005-06-18 05:26 | サッカー

コンフェデ、見る側の心構えはいかに?

コンフェデレーションズカップが始まります。コンフェデは各大陸の王者が集まって覇を競うかなり見ごたえのある大会になるはずなのですが、実際はそうでもないのです。プレWCなどど呼ばれることもありますが、ベストの布陣で挑むチームが少なく、盛り上がりに欠ける微妙な大会、というのが本当のところです。若手の育成や、サブのテストなどの場となることが多く、勝ってもあんまり価値というか権威がないというところがあります。勝ってもあまり威張れないw

しかし今年はガチで優勝を狙いに来ているチームが多く、かなり本気モードの大会になりそうです。当然ホスト国であり2006年のWC開催国ドイツは面子がありますので、かなりガチ。ユーロを勝って世界を驚かせた、オットー・レーハーゲルのギリシャは優勝宣言しているのでガチガチ。
ブラジルはWC仕様で挑むとパレイラ監督が明言していて、精神が不安定になって逃亡したロナウドと、疲労のために休ませたロベカル、カフーを除いては、いちいち名前をあげていくのも億劫になるほどのスーパースターメンバーでほぼガチ。南米選手権でブラジルに負けているのですが(2軍の・・・)、前回WC優勝国がブラジルであったため繰り上がり参戦になったアルゼンチンは、恒例の若手テストモードなのですが、リケルメとか主軸もしっかりエントリーしいて、ブラジルと優勝を争いそうになるので負ける訳には行かないから、結局その気がなくてもガチ。

日本はなによりもジーコがガチw
ヴィオラにブランデッリが復帰し、移籍のためのアピールしなきゃ悲惨な境遇に陥る中田は、命がけのガチw
とにかく、「テストはしない」以上、有無を言わせずガチです。


これだけのガチモードの中で、ジーコジャパンは世界基準の洗礼を受けることになります。
実際このチームは世界レベルでどの程度、戦えるのかその辺が焦点になるのですが、日程が恐ろしく過密で層の厚さも重要になってきます。しかしジーコはあまりメンバーいじらないので強行軍で行く可能性もあるのであまり関係ないかもしれませんw

見る側の心構えとしては、あまり期待すると負けたときのショックが大きいので、ほぼ並行して行われているU20と重ね合わせながら、世界との差を認識していこう、ぐらいがいいかもしれません。意外とひーひー言いながら優勝しちゃって、後一年何やっていいのか分からなくて途方に暮れてしまったりすると、それはそれで困りものですがw

U20の日本対オランダがすさまじいことになったのでw、ブラジル戦あたりが肝ですね。グループリーグを突破すると、ほぼ間違いなくアルゼンチンかドイツと当たることになるでしょう。勝っても負けても、グループリーグを突破すれば5試合は出来るので、テストするというよりも、誰が通用して誰がダメなのか、どのへんが底上げしなければいけないポイントなのかを、しっかりと見極めることとしましょう。

がんばれ日本!がんばれジーコジャパン!
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by SpeedPoetEX | 2005-06-15 05:42 | サッカー

WCドイツ大会出場決定! マジックナイト再び

夢のような夜でした。

思い出すのはドーハの悲劇のあったWCアメリカ大会、アジア予選のことです。その日、日本は宿敵、韓国とWC出場をめぐる大一番を、カズのゴールで見事に勝利し、ワールドカップ初出場へ王手をかけたのでした。

試合後のカズの涙のインタビューにともに泣き、熱を冷ますためにベランダへ出ました。するとどこからともなく、ポーン、ポーンという不思議な音が響いています。しかも街のあちらこちらから、その音が響いてくるのです。いったい何の音なのか、いぶかしげに夜の街に目を凝らすと、はっと気づいたのです。これはボールを蹴る音だ、サッカーボールを蹴る音だ!韓国戦の勝利に興奮した子供たちが、家から飛び出して、街のあちらこちらでボールを蹴り始めていたのです。夜の街に響く子供ちのボールの音を聞きながら、夜空を見上げました。何か目に見えない大きなものが、世界を祝福してくれたような幸せな空気が、街に満ち満ちていたのです。「夢のような夜だな」と、私は思いました。本当に夢のような夜でした。

日本が北朝鮮を破り、見事にWC出場を果たしました。アジアカップのような熱狂はありませんでしたが、体の奥から静かに満ちていく幸せの感覚を確かに感じました。それはあの夢のような夜と、どこかでつながっているような気がしてなりませんでした。

ジーコ監督、選手の皆さん、スタッフ関係者の方々
どうもありがとう!本当にどうもありがとう!!!
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by SpeedPoetEX | 2005-06-10 03:55 | サッカー

ジーコジャパン、バーレーン戦勝利!!!

やっぱり決定力不足の原因はありました。

シュートを打たないこと、ですねw

最低でも3点は取れたと思います・・・
やはり点の取れない、柳沢君でした(^^)/

今日一日、試合が始まるまでイライラしてましたが、試合開始10分で落ち着きました。もう個のクオリティーから、チームとしての総合力まで、レベルが違いすぎました。これほどリラックスして試合を見られたのは久しぶりでしたね。

やはり、中田が入ると縦への突破力が全然違いますね!ぐんぐん全体を押し上げ行く感じは、爽快で迫力満点でした。実に素晴らしいかったです。

バーレーンは後半、完全に足が止まっていましたね。湿度によるスタミナの消耗というより、レベルの差に圧倒され、先制されたことで「心が折れた」ということでしょう。

小笠原は点を取ったので許すしかないんですが、トータルで見ればいまいちでした。

サントスは自陣内でもコネて、ピンチメイクに余年がありませんでした。
前のバーレーン戦では俊輔を怒鳴っていたのに、自分がやってどうすんだよ!

福西は素晴らしかったですね。あ~、小野が戻ってきたらどうすればいいのか?中田ボランチ論者の私としては、1トップ2シャドーで、小野ー中村と並べて、中田はボランチのままがいいと思います。

中村は平均点、要所要所でいい動きを見せていましたが、このゲームのMOMは中田を置いて他にはいないでしょう。

中澤はやはり、存在感が違います。このレベルではもう絶対に抜かれないだろうという感じさえしますね。マコもいつもどおりの安定感で、きっちりと役割を果たしました。宮本はラインコントロールが絶妙で、きちっと押し上げていましたね。

加持はいいとこまで来てるんだけど、もう一皮向けると、という感じが残りました。

川口は危険なミスを連発しました。キリンカップの時の失点も、実は川口が本調子なら止められたんじゃないかと、密かに思ってたので、ちょっと不安ですね。坪井をにらみつけた顔が禍々しくて、脳裏に焼き付いています。


ゲーム全体でみると、ポゼッションとショートパスをつないだ速攻が、いいバランスで効果的に展開されていました。これですよ、これ、この絶妙のブレンド感が欲しかったのです。



北朝鮮戦は、主力がゴッソリと出場停止なので、サブ組みメインでの戦いになるようですが、今日のような試合運びが出来れば問題ないでしょう。


次はシュートをちゃんと打とうよ(枠にね)!

ジーコ監督ですが、小笠原の起用が決勝点となったので、采配は的中したとしか言えません。やっぱりこの人は、勝負勘みたいなものは超絶的に凄い。しかし選手変えませんねwこの人にしか見えない流れというものがあるのでしょうか?
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by SpeedPoetEX | 2005-06-04 05:56 | サッカー

ジーコジャパンの決定力不足を考える(2)

小野が怪我でリタイヤになりました。暗くなってもしょうがないので、良い点を探します。中田ボランチ論者であった私には、俊輔との関係性がよりクリアになる、ボランチへのシフトは歓迎できる変化です。福西との共存も実践済みですからうまくいくと思います。ジーコジャパンの弱い部分である、縦へのすぱやい展開が補完されることになるのは、大きなプラスだと思います。バーレーンですからね、小野抜きでも充分でしょう。ただ1トップはどうなんでしょうか?3-5-2に戻すんでしょうかね?・・・

(1)フォワードの決定力不足
この問題はカズやゴンの最盛期以降、ずっと言われつづけてきたことですね。大黒が最近注目されていますが、このへんはジーコの決断次第です。1トップなら柳沢か大黒のほうが、鈴木よりは適切だと思います。2トップに戻すのなら、鈴木とどちらかを組ませてもいいかもしれない。鈴木のコンディション次第ですが。この問題は展開すると長くなりすぎるので、止めときます。

(2)遅攻性問題
最近、この指摘があちこちで聞かれます。前トルシエ監督の時を考えてみます。フラット3の押し上げによる、コンパクトなゾーンからのプレッシングとボール奪取、そこからの速攻というのがトルシエジャパンのスタイルでした。

ジーコー=ポゼッション(遅攻) 
トルシエ=(ハーフ)カウンター(速攻)

ということになります。厳密に言うとこんなに単純なものじゃないんですが、問題点を明確にするために、あえて対比してみました。結論から言うと、両者とも「決定力不足」なんですね。つまり遅攻だろうと、速攻だろうと日本代表は点が取れないという評価をされています。前トルシエ監督の時も、ジーコ監督の時もそれぞれのスタイルに対して、選手はきちんと対応しています。トルシエ監督が決定力不足について「日本にはエメルソンがいない」と言ったそうです。速攻、遅攻が問題ではないということです。

(3)ビルドアップ・イメージの欠如
これは日韓WC直前のころに、怒り狂っていたセルジオ越後さんが、トルシエ批判の核にしていたものですね。「攻撃のかたち」がない、という言い方だったかな?最近は信藤健二さんが、この説を取っていますね。西部謙司さんは「遅攻性」のほうに原因があり、ビルドアップ・イメージの欠如よりも、連携の問題と捉え、それを機能させるためには「時間」(練習)をかけるしかないと考えているようですね。

ジーコジャパンを考えると、もともと「攻撃のかたち」とか「ビルドアップのイメージ」が希薄なような気がします。というか積極的に放棄しているような・・・。とりあえず、楔を打って、そこからMFに落とし、サイドに展開とかそのへんの基本的なパターンはあるとおもうんですが、ジーコからすると、ゲームというのは瞬間瞬間にスペースが現れては消えていく、恐ろしく素早く流動的なもので、システムや約束事に拘泥しすぎることが、逆にチャンスをつぶし、「突く」ことをスポイルしてしまうと考えているんじゃないでしょうか。だから逆に中盤に才能ある選手を自由にムーブさせて、瞬間に閃く創造的なイメージを優先させて、攻撃を局面局面で自由に組み立てさせていると思うんですね。それは理論的な帰結というより、偉大なプレイヤーであった経験から来ていると考えられます。

ですから「攻撃のかたち」や「約束事」が欠落しているというのは、当たっているし、決定力不足の原因だ言う考えにはある部分賛同できるんですが、そういうものがそれなりの効果を上げることが出来るのは、レベルの低い相手だけのような気がするんです。なぜならレベルの高いチームは、相手チームの分析によるストロングポイントのつぶしがきっちりと出来るようになってくるからです。レベルの低いチームだと、分かっていても防げないというのがあると思うからです。

CLとか見ていても、え?って感じで点が入るんですね。ゲームプランとは無関係に点が入る。お互いに徹底的に分析し尽くしていて、いいところをつぶしあっている。点が入るのがかなり偶然ぽい感じがしましたね。つまり高いレベルのチーム同士がぶつかる時、ぎゃくにゲームの不確定性が高まってしまう結果になるわけです。(これはプラン通りだな感じたのはチェルシーVSバルセロナ戦の第2レグぐらいでした)

私は決定力不足の原因は、相手のレベルによって代わり、ゲームの意味によって変わってくると考えます。純粋に特定の原因はない、と考えているのです。

つまりある試合で点が取れないのと、次の試合で点が取れないのは別々の問題として考えるべきで、「ペルー戦で点が取れなかった原因」と「UAE戦で点が取れなかった原因」は別だと考えるべきです。それをより抽象的、原理的な「決定力不足」というな問題に置き換えるのは誤りだと思います

あれだけ「決定力不足」を嘆かれたトルシエジャパンも本大会ではきちっと点を取って勝ち進んでいるわけです。だとしたら本大会が始まってからは突然「決定力不足」は解消したのでしょうか?そしてトルコ戦では再び決定力不足に陥ったのですか?それっておかしな考え方ですよ。

つまり、「決定力不足」という問題は、「擬似問題」だということです。フォワードの「決定力不足」、ある特定のゲームにおける「決定力不足」というのはあるでしょう。しかしチームそのものの「決定力不足」は特定の原因に集約させることは不可能、もっと複合的、可変的なもので試合ごとに変わって行くのだと考えるべきです。遅攻やビルドアップのイメージとなど、それなりに説得力がありますが、それこそ「結果から逆算」して無理やり原因探しをしているに過ぎないような気がします。だったら「日本は綺麗に崩そうとしすぎている、もっと強引に行かなきゃダメだ」というような意見のほうが説得力がありますよ。イメージの中では、優秀なFWがいて、遅攻、速攻を局面において使い分け、攻撃のかたちをしっかりと共有しているチームを思い描くことも可能ですが、それが得点や勝利という結果に結びつくかどうかは、試合をして見なければ分かりません。

ある試合ではあるパターンがうまくいったが、次の試合では逆にそれが裏目に出た。それは結局のところ、個々のゲームのコンテクストとの関係性の問題に過ぎないわけです。

信藤氏は日本のFWがイブラヒモビッチでもビルドアップのイメージの共有がないから点を取れないだろうというけれど、高原がイブラヒモビッチだったら、もっと得点しているはずだし、楽に勝ってるはずですよ、絶対w

今日のバーレーン戦で突然3-0で日本が勝ったとすると、「決定力不足」はどこにいくのでしょうか?海外組みの活躍によるのでしょうか?相手が守備的にこなかったからでしょうか?日本はここ一番に強いからでしょうか?自分何書いてるのかよく分からなくなってきましたw
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by SpeedPoetEX | 2005-06-03 06:53 | サッカー